三股町・都城市の皆様こんにちは!
たでいけ至福の園の作業療法士の渡邊です。
有料老人ホームのリハスタッフとして毎日たくさんの利用者様と関わらせていただく中で、その方が今までどのような生活・人生を送られてきたのかのお話を聞くことがあります。ご家族様のお話であったり、こんなことが好きだった、仕事は何をしていたなどのお話を聞きながら、私自身も楽しく勤務させていただいています。
今回はそんなリハビリ中のおしゃべりを楽しみにしてくださっているT様についてご紹介します。

T様は以前トイレで転倒した経験があることから、初めてお会いした頃はトイレに行くのが怖いと話されていました。その頃は立位時の不安定さもあり、ズボンの脱ぎ履きを介助する時間の立位保持が難しく、トイレ介助には2人で対応していました。
まずはそんな恐怖心を少しでも和らげるために、リハビリ中は特にT様自身が楽しいと思えるお話を聞かせていただくようにしました。
T様は元々専業主婦をされていたそうで、ご家族のためにお料理を作るのがとても好きだったそうです。旦那様と一緒にご入居されていますが、旦那様からも「料理が上手だった」とお話を聞かせていただきました。
私が夕食のメニューを考えるのが大変だとお話したところ、リハビリのある日には夕食の献立にアドバイスをしてくださるようになりました。
「昨日〇〇を食べたなら今日はこれがいいね!」
「その野菜があるなら○○を作ったらいいよ」と毎回とても的確なアドバイスをくださり、リハビリの最後には「料理は作った分だけ上手になるからね!頑張ってね」と優しく声をかけてくださいます。

そんなお話をしながらも、起立や立位保持、移乗動作の練習などをしっかり行い、15秒、20秒と少しずつ立位保持が可能な時間が伸びていきました。実際にトイレでも練習したりしながら段階をつけて行い、T様自身も一生懸命リハビリに取り組んでくださったおかげで、今では調子の良い時には1人介助でも対応が可能な状態になっています。

「今はトイレに行くのが怖くなくなった」「トイレの時にしっかり立てるようになったって褒めてもらえるよ」と嬉しそうにお話してくださいました。
またT様のリハビリ中に介護スタッフからも「T様のトイレの時の立位がすごく良くなりました!リハビリ頑張ってください!」と声をかけていただくことが増え、T様も私もとても嬉しい瞬間でした。
T様も毎回リハビリを楽しみにされているようで、「今日は何時から?よろしくね」と顔を合わせた際には笑顔で声をかけてくださいます。
いろいろなお話をしながらもその方の目標に向かって一緒に取り組み、利用者の皆様にとってリハビリの時間が少しでも楽しい時間になればいいなと思います。
たでいけ至福の園には、その人がその人らしく過ごせるように、様々な経験を積んだリハビリテーションスタッフをはじめ、利用者様のお話を聞き出すスペシャリストがたくさん揃っています。
介護でお困りの方・リハビリの事で何かお悩みがある方は、いつでもご相談ください。