施設全体で「その方」を学び支える認知症ケア

2026年3月17日(火)

三股町・都城市の皆様こんにちは!

たでいけ至福の園 作業療法士の倉田です。

突然ですが、皆様は「認知症」と聞いてどんなイメージをお持ちでしょうか?
物忘れや混乱、不安、怒りっぽさなど様々な症状が思い浮かぶ方も多いかと思います。

では、なぜそういった症状が起こるのでしょうか。
その一つひとつの症状や行動の背景には、その方の認知症特有の病態だけでなく、「人生」や「想い」、そして「環境」が深く関係しています。

たでいけ至福の園では、認知症のある利用者様を、認知症という「症状」で見るのではなく、「その方らしさ」を大切にした関わりができるよう、施設全体で認知症への理解を深める取り組みを行っています。

その一つが、認知症に関する研修会です。
看護師・介護士・セラピスト・栄養士・事務職員まで、全職種が参加し、認知症の基礎知識や症状の背景にある気持ち・環境、不安や混乱が強い時の関わり方などを学んでいます。

また、必要に応じて事例検討会も行っています。
実際の利用者様の様子をもとに、

・症状の背景には何があるのか

・どうすればこの方が安心して過ごせるのか

・「その方らしさ」を大切にした関わり方は何か

といったことを、デイサービス・ホームのスタッフが職種を超えて話し合う機会を設けています。

この事例検討会は職員の発案で開催されます。

あらゆる職種の職員一人ひとりがどうすれば「その方らしさ」やその方の尊厳を守りながらケアができるのかをとことん話し合う、私たちには必要不可欠な時間です。


たでいけ至福の園には、「対応が難しい」と他施設で断られ、相談に来られるご家族様や相談員の方も多くいらっしゃいます。

たでいけ至福の園では、「受け入れない」という選択はせず、専門職として評価を行いながら、まずは「どうしたら一緒に安心して過ごせるか」をスタッフ一人ひとりが考えることを大切にしています。


これは、創設以来社長が大切にしている『利用者様を断らない』『どんな人でも受け入れる』という想いでもあります。

利用者様が少しでも安心して、笑顔で過ごしていただける時間が増えるように、日々の関わり方や環境づくりを工夫しています。

事例検討や研修を通して、「困った行動」として捉えるのではなく、その方の「想い」として受け止められるようになることで、スタッフ一人ひとりの認知症への理解が深まり、利用者様にとって安心できる居場所づくりに繋がっていると感じています。

今回は認知症を例に取り上げお話ししましたが、たでいけ至福の園では症状や病気でその方を見ることはありません。「その方らしさ」やその方が「生きてきた環境や想い」を何よりも大切にしようと考えています。
これからも、研修・事例検討・日々の関わりを通して、利用者様お一人おひとりの「その方らしさ」に寄り添いながら、多職種でサポートして参ります。

認知症をはじめ、不安なことやお困り事などございましたら、お気軽にご相談ください。

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