少しづつ前に。

2022年4月6日(水)

都城市・三股町の皆様こんにちは。

たでいけ至福の園で作業療法士として働かせて頂いております礒辺です。

今日は日々リハビリに取り組まれているご利用者A様の日常の一場面をお伝えさせていただきます。

入居された当初からしばらく、体が思うように動かないことや様々な不安感から悲観的な発言が多かったA様ですが、当施設での生活に少しずつ慣れて日中の離床時間も増え、スタッフや他利用者様との関わりも増えていきました。

毎日デイサービスにて、立つ練習やレッドコード運動、グルーピング活動に参加され、さらに移乗動作やトイレ動作の回数も重ねていく中で介助量が軽減されていきました。

そんな中で、A様とトイレ介助に入っていた介護スタッフのやりとりが聞こえてきました。

A様:「どうにもならんね。いつもすみませんね。」

スタッフ:「謝らないでください。どうにかなっていますよ。最初は立てなかったけど、しっかり立てるようになっているじゃないですか。リハビリを頑張っている成果がしっかり出ていますよ。」

A様:「そうですかね。本当だね。よかった。がんばらんとね。」

最近はすごく笑顔が増えてきました。

また、3ヶ月ぶりにお会いした福祉用具の担当の方にも「表情が全然違いますね。活き活きされてとても明るくなって、まるで別人のようですね。」と声を掛けられたA様は、横にいた私に「みんなよく見てくれてる。ありがたいね。」と話しながらとても嬉しそうにされていました。

お正月のおせちを食べて素敵な笑顔を見せてくれた写真

このようにたでいけ至福の園では、職種を問わず利用者様に関わるスタッフが、日常の中で当たり前のように素敵な声掛けをしている場面を多くみかけます。

何気ない一言、日常の会話から利用者様への想いが伝わってきます。

多くの利用者様、スタッフに囲まれて生活する中で、A様は笑顔も増え、悲観的な発言も少しずつ減り、化粧をされたり、ご家族様とのZOOM面会を楽しみにしている様子など前向きな姿もみられるようになられました。

習字は得意よ!
モグラ叩きも力を振り絞ってされてます!

今回はA様のご紹介でしたが、たでいけ至福の園の利用者様一人ひとりに様々なエピソードがあります。

ご家族様や職員と想いを共有し分かち合える素敵な環境です。

デイサービスに行ってみたい、リハビリを受けてみたい等お考え中の方、ぜひ見学・体験にいらしてください。皆様にお会いできるのを楽しみにしております。

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