利用者様、ご家族に寄り添うリハビリを

2021年4月21日(水)

都城市、三股町にお住まいの皆様こんにちは。

たでいけ至福の園 理学療法士の中田妃咲です。

本日は、訪問看護リハビリについてお話いたします。

たでいけ至福の園では、看護師さんと連携を図りながら、訪問看護を行っています。デイサービスに行きたいけど行けない方、住み慣れた家で家族と過ごしたい方、そんな方々へ私たちは寄り添いながら、リハビリを提供させていただいております。

今回は、ある利用者様の訪問看護の様子を紹介いたします。

この方は、家で旦那様と過ごしたい気持ちが強く、家で過ごしながらも、時には車いすに乗って外を散歩したい。ベッドの上でも何かできることはないか。そんな思いを持ちながら訪問看護の依頼がありました。

そこで、看護師さんやケアマネージャー、主治医、福祉用具の方と話し合い、連携を図りながら、その方にあった計画を立てました。

動作に不便を感じていた上肢の運動を行うとともに、バレンタインには、旦那様への感謝の気持ちを込めて、バレンタインのチョコ作りを行いました。右手を使ってチョコを混ぜたり、細かな飾りつけを行ったりと普段は見せない表情や手の動きが引き出せました。

また、車いす離床を兼ねて、天気が良い日には、サングラスと帽子を被り、旦那様と外でお散歩を楽しまれ、昔あった建物の話をされたり、咲いている花の名前を答えられたりなど、昔の思い出を話しながら楽しまれていました。介入当初よりも表情も明るくなり、気持ちも前向きになられていく姿を見ていると、私たちもうれしい気持ちでいっぱいです。

これからも、利用される方お一人おひとりの思いに寄り添いながら、笑顔を引き出せる訪問看護リハビリを提供いたします。

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