人と音楽のふれあいの中で

2021年3月17日(水)

都城市・三股町の皆様こんにちは。

作業療法士の山本です。

たでいけ至福の園には、利用者様、職員ともに歌や踊りの得意な方がたくさんいらっしゃいます。

日頃からカラオケや音楽のレクリエーションも多いですが、それとは別に、のど自慢の職員にリクエストが上がったり、それに合わせて踊りの輪が出来ることもしばしば。自然に立ち上がって踊り始める利用者様を先頭に、次々と後に続く利用者様たち。車椅子の方も座ったまま踊ったり、手拍子をしたり、デイサービスのフロア全体、にぎやかな空気に包まれます。直接参加の困難な、意思疎通困難な方や寝たきりの方も、表情や目の動き等で、歌に耳を傾けたり、にぎやかな雰囲気に快刺激を受けているのではないかと感じています。明確な意思表示は頂けないので確証はありませんが。。。。

少し前になりますが、それを実感する出来事がありました。利用者様からのリクエストに応え、職員が“炭坑節”を披露。いつものように踊りの列が出来ました。

皆さん良い表情ですね。写真右下の白髪の男性、体調が思わしくなく、ほぼ寝たきりの状態で、移動のために一時的に起きて車椅子に座っていただいているところでしたが、向かってくる踊りの列を眺めているのがわかります。

なんと、自然に?手が上がり、踊っていらっしゃいます!! これには職員一同びっくり!

人のチカラ。音楽のチカラ。 直接歌ったり踊ったりできなくても、人の輪の中で、楽しい場の空気に触れることの大切さ、人と人がつながって生きていることを実感させられる一幕でした。

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