みなさんこんにちは!!
デイサービスセンターたでいけ至福の園で副センター長をしております理学療法士の堀田です。
今回は当デイサービスで私たちが大事にしていることについて少しお話しさせていただきます!
今、当デイサービスで大事にしていることがタイトルにもある通り
”みんなが輝く第二の居場所を作る”
ということです。
※ここでいう居場所というのは「存在が承認され、アイデンティティを発揮できる場所」と私たちは定義しています。
ではもう少し“みんなが輝く第二の居場所”ってどういうことかについてお話しします。
デイサービスという場所に来られる方というのは、身体機能、認知機能などの能力が何らかの障害により低下し、日常生活で行えることが減ってしまっている要介護状態の方々です。
要介護状態になってしまうと、当たり前ですが出来ないことが増えてしまい、自宅やデイサービスにおいても介助(何かをしてもらう)をしてもらうことの方が多くなってしまいます…
そのような日々が続くと、利用者様は「生きている意味がない。迷惑をかけてばっかりで…」など、本当に生きる意味、希望を失ってしまいます。
実際の現場でもそのような声を聞くことももちろんあります。
そんな方々に対して私たちリハビリテーション職種ができることは何なのだろうか?
筋力トレーニングや体操、脳トレなのだろうか?
筋力トレーニングや体操、脳トレを否定しているわけではなく、もちろん私たちも狙いを持って筋力トレーニングや、脳トレなども行いますが、それよりも大事なことがあると私たちは思っています。
筋力トレーニングや体操、脳トレは手段であって、目的となってしまっては絶対にダメだということです。
では何を大事にしているか?
私たちが要介護高齢者の方々のリハビリテーションを行う中で大事にしていることは”生活意欲”の回復です。(生活意欲というのは、車でいうエンジンです)
そしてそのエンジンの回復に必要なのは人、環境とのつながり、「誰かの役に立っている」という感覚です。
つまり、役割を持つ=プレイヤーになることです。
この3名の方の他にも様々な役割を持った利用者の方々が当デイサービスにはいらっしゃいます。
デイサービスという場所が支援をする側、される側に完全に分かれてしまっては本当の自立支援とは言わないし、デイサービスとしての価値が下がってしまうのではないかなぁと思っていて、時には与え、時には受け取る、そんな場がいいなと思っています。
利用者様にやってもらう感をいかに減らすか。
いかに一方的な介入ではなくデイサービスの1日をお互いに共同で作っていけるか。
特別なことではなく、普通なことにしていけるか。
デイサービスの参加者ではなく、参画者に。
このような思いでデイサービスセンターたでいけ至福の園は活動しています。
利用者様が通っているより、集まっているという感覚で来ることができるデイサービスですので、もしご興味ありましたらお気軽にご連絡ください!