『スヌーズレン』という取り組みを知っていますか?
スヌーズレン…なんだか聞きなれない言葉ですが、オランダ語でスヌッフレン(Snoezelen)「クンクン匂いを嗅ぐ」、ドゥースレン(doezelen)「うとうとする」という用語を組み合わせた造語です。『自分で確かめる・探素する」という意昧と、『ゆったりする・リラックスできる」という意昧を持ち合わせるこの活動は近年、認知症の方や子供の発達支援などにも活用されていているようです。
光や、音、香りなど、感覚を刺激しながら心地いい空間を楽しめるこの『スヌーズレン』。難しいことはさておき、重度の利用者が多いたでいけ至福の園において、通常の活動が困難な利用者様が楽しめることがあれば…と、セラピスト発案でカラオケルームを活用してみました。
ミラーボールの光が心地よく見える明るさの中、リラックスできるようなオルゴール音楽を流し、アロマの香りも使って…と作ってみると、心地よすぎて職員もこの場にいたくなってしまうほどいい空間に仕上がっています。
利用者様方もうっとりした表情で、楽しんでくださったようです。目で光を追いかけたり、声を発される方もいらっしゃいました。
これからもたでいけ至福の園では、それぞれの利用者様に合った新しい取り組みをどんどん取り入れながら、利用者様がより楽しく活き活きと過ごせるよう進化していきます!