『いつまでも美味しく健康に食べること』ハラケア栄養サポートチームにおまかせください!

2024年8月30日(金)

 三股町・都城市の皆様!こんにちは。

 たでいけ至福の園の言語聴覚士、宮原です。

 暑い日が続きますが、皆様、水分やお食事はしっかりと摂れていますか?

 今回は、たでいけ至福の園をはじめとする(株)ハラケアシステムの「栄養サポートチーム」についてご紹介させていただきます。

 「栄養サポートチーム」とは、たでいけ至福の園の入居者様・デイサービス、各訪問サービスの利用様を対象に、食事がきちんと摂れているか?体重は減っていないか?筋力が低下していないか?など様々な視点から栄養状態を把握し、多職種が意見を出し合って、栄養状態の改善を目指すチームです。毎月2回の会議を実施しています。

 食事摂取量や体重の推移をみていく事はもちろんのこと、足の太さや握力なども測定し、より専門的な視点でサポートしていきます。

 食事摂取量や体重を測定するのはもちろんですが、足の太さや握力を測るのはなぜだと思いますか?

 足の太さ(下腿周径)というのは、全身の筋肉の量を反映すると言われており、握力は、摂取した栄養が、きちんと体に吸収されて身に付いているかというのを表しています。これらの結果をみて、その方の栄養状態を評価し、足りない時は必要なものを補うように調整します。

 また、人によってはたくさん食べる事が難しい、もともと食が細いといった方もいらっしゃいます。そのような方には、「栄養補助食品」という、少量でカロリーをたくさん摂取できるものを提供するなどの工夫をします。例えば、一食の食事の量を減らして、食べやすい、高カロリーのゼリーやジュースを付けるなどです。総合的に提供するカロリーは変わりませんが、実際に食べる量が少なくなります。食べる量の負担を減らすということです。ここでは、栄養のプロである管理栄養士が調整をします。

 飲み込む事が上手くいかない時は、言語聴覚士が評価・訓練を実施して、適切な食事形態を調整します。

 脱水がないか、食欲にお薬が影響していないかなどの、全身状態の管理は看護師が行います。自力で最後まで食べる事が難しく、お声かけが必要な方は、介護士が適切な介助をして、しっかり食べられるようにサポートします。

 デイサービスの利用者様のご自宅での食事が心配な時は、ケアマネージャーがご家族と連絡を取り合い、自宅での食生活も一緒に改善します。

 このように、多職種がそれぞれの専門性を持ち寄って、その方の栄養の為に力を合わせて活動する、それが、たでいけ至福の園の栄養サポートチームです。

 最近体重が落ちてきたな…体力がない…食べる量が減ったけど大丈夫かな…など、不安なことがあれば、どなたでもご相談ください。「たでいけ至福の園栄養サポートチーム」がサポートいたします。

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