起きてみんなと楽しむ場を!!

2022年11月1日(火)

三股町、都城市の皆様こんにちは。
たでいけ至福の園、理学療法士の税所です。

たでいけ至福の園では、あゆみときずなというデイサービスに分かれていますが、きずなのデイサービスでは、要介護2-5と中等度から重度の方を対象とした方のリハビリを行なっております。

要介護5の方になりますと寝たきりの方がほとんどで、どのようなリハビリをしているんだろ?となるかもしれません…

寝たきりの方は、拘縮予防や過ごしやすい姿勢を作るためのポジショニングを行うことはもちろんですが、せっかくデイサービスで賑やかなところにきてもらってるので、横に倒した車椅子に座ってもらうだけではもったいないということで、普通の椅子に座ってもらって、レクレーションの輪に入ってもらっています。

その時、もちろん、リハビリスタッフがしっかりポジショニングを行い、血圧や身体機能に問題がないかも評価を行いながらその方にあった時間を調整して座ってもらっています。
※リハビリスタッフ評価行った上で起きて問題ない方のみ実施しています。

足をついて座ること、起きることは、呼吸器や循環器の機能を良くすることはもちろん、反応が良くなることにも繋がりますし、首や体を支えるための筋力をつけることにもつながります。

また、摂食・嚥下の機能向上にも繋がったりします。

座ってもらうのをリハビリスタッフだけでするのはもったいない!安全を考慮し、ベッドから車椅子の移乗はリハビリスタッフ以外は寝たまま移動することが多かったのですが、せっかくなので、リハビリスタッフ主催のもと、施設のスタッフに移乗動作の研修を行いました。


みんなであーでもないこーでもないと言いながら意見を出し合い、楽に移乗できるようみんなで考えて研修を行うことができました。



スタッフが楽に移乗できるようになれば、ご利用者様も楽に感じるようになります。

たでいけ至福の園では、介護士とリハビリスタッフみんなで協力して、意見を出し合いながらご利用者様によりよく過ごしてもらうよう介入させていただいています。

今回は、要介護5の方のお話でしたが、軽度の方から重度な方までどのような方でも、どのように動いたら楽に動けるか、どのように介助したらお互い楽に介護できるかを考えて、スタッフみんなご利用者様に接しさせていただいています。

リハビリのこと介助の方法など、お困りのことがありましたら、お気軽にお問合せください。

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