都城市、三股町にお住まいの皆様こんにちは。
たでいけ至福の園 理学療法士の中田妃咲です。
本日は息切れを少なくする日常生活動作の工夫をご紹介します。
まず初めに、呼吸器疾患のある患者様は、日常生活動作の中で息苦しく感じることがあります。
そうすると、役割や趣味などの喪失体験を増加させてしまい、QOL(生活の質)の低下の大きな要因になってしまいます。
そうならないためにも、日常生活動作の工夫を行うだけで、息切れを軽減させることが出来ます。
息苦しくなる動作とはどんな動作なのか例を出してみます。
これらの動作を避けることによって、息切れを軽減させることが出来ます。
●腕を上げる動作
→前開きの上着を着ることで腕を上げる動作を避けることが出来ます。また、かぶり型の上着の場合には、腕から先に着ることで腕を上げる時間を短縮できます。
●息を止める動作
→排便時は口すぼめ呼吸でゆっくり吐きながら腹圧をかけます。
●繰り返す動作
→適宜休憩をとりながら、ゆっくり動作を行います。
●腹部を圧迫する姿勢
→椅子を利用し、靴下は足を組んで履きます。
これらの動作と呼吸法・パニックコントロール・酸素管理を行うことで、精神的健康にも繋がっていきます。
次回の私のブログにて呼吸法やパニックコントロールについてお話いたします。
訪問看護リハビリにて、セラピストが、自宅での生活動作指導を行なったり、リハビリを行なったりしています。自宅での生活で、お困りの方はいつでも、お気軽にお問い合わせください。