「思い」をかなえるリハビリを

2021年1月18日(月)

都城市、三股町にお住まいの皆様こんにちは。

たでいけ至福の園 理学療法士の中田妃咲です。日々の機能訓練士によるブログをご覧いただきましてありがとうございます。

以前のブログでもありましたが、生活期でのリハビリテーションは、再発の予防や体力の維持、向上は非常に重要です。それに伴い、リハビリテーションに対するモチベーションも大事です。

今回は、題名にもありますが、息子さんの野球の試合を観に行くために、頑張ってリハビリしている方を紹介します。

この方は入居当時、起立性低血圧もあり、なかなか離床が進まない状態でした。そのため、ご本人に何が出来るようになりたいか、どんなことがしたいかお聞きしたところ、

「トイレに行きたい」

「息子の野球の試合を見に行きたい」

との思いを聞くことができましたので、

「1日1回は必ずトイレに行く」

「施設内を見守りで1周(100m)自走できるようになる」

ことを目標にリハビリを頑張っていこう、とご本人と話しました。

初めのうちは、上手く操作できずに壁にぶつかりそうになったり、カーブを上手く曲がれなかったことも・・・。しかし、現在は、見守りで1周自走可能となりました。そして、起立性低血圧も改善傾向です。外出はまだできませんが、いつか外出が出来るようになったら、応援に行けるよう、これからも頑張ってリハビリしていこう、とモチベーションも高くなってきています。

「思いは人を動かす」

たでいけ至福の園では、このように利用者様に寄り添いながら、リハビリを行っています。何かお困りの事がありましたらお気軽にお問い合わせ下さい。

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