施設にいても、ご家族と共に。

2022年10月3日(月)

三股町、都城市の皆さんこんにちは。

たでいけ至福の園で理学療法士をしております外山です。

今回は、たでいけ至福の園に入居されている方々対する訪問看護リハビリの様子をご紹介したいと思います。

入居されていらっしゃる方は、このたでいけ至福の園がまさにその方の生活の場であり自宅であります。

利用者様によってはデイサービスや訪問看護、訪問介護も併用されながら、介護士、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、管理栄養士、調理師など、様々な職種と関わりながら生活されておられます。

その中で、利用者様にどのように接していくべきなのか?どのようにしたら笑顔を引き出せるだろうか?など日々考えています。

特に入居されておられる方々は、このコロナ禍でご家族との面会も思うようにならず、中止を余儀なくされる日々が続いています。

そんな中でも居室を拝見すると、ご家族の写真やご家族からのお手紙や励ましの言葉、誕生日おめでとうの言葉など、ご家族からの愛溢れる届け物が貼ってあります。

日々のリハビリにおいて、体調の優れない日もあれば気持ちがのらない日も勿論ございます。

つい先日のリハビリでも同様の場面がありました。

座位訓練の途中に壁にあるお孫さんの写真を見ているA様

そんな時に、ベッド前に貼ってあったご家族の写真を観て頂きながら、お話をするとそれまで下を向かれ元気のない顔が、急に変わり何とも言えない笑顔を取り戻され、普段なかなか発せられる言葉も少ない中、小声ではありましたがはっきりとお孫さんの名前や通っておられる学校名をお答えされました。

このような場面に出会うご家族の愛情、絆が利用者様のモチベーションに深く関わっているのだなあと改めて感じる出来事でありました。

これからも、利用者様ひとりひとりの思いやご家族の気持ちを大切に接していける、たでいけ至福の園でありたいと思います。

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