レッドコードで動きやすい体に!

2022年3月16日(水)

三股町、都城市の皆さんこんにちは!

軽度者向けデイサービス「あゆみ」にて機能訓練指導員として勤務しております理学療法士の堀田です!

今回は、当施設の機能訓練で使用している”レッドコード”についてご紹介したいと思います!

●レッドコードってなに?

北欧ノルウェーで研究・開発された、吊るしたロープを利用し重力を免荷して行う治療兼トレーニング機器です。

デイサービスで行っている集団運動の様子

運動器系疾患(頚部痛・肩部痛・腰痛・骨折後のリハビリテーション等)、中枢系疾患(片麻痺等)に対するエクササイズ等に主に使用します。

レッドコードの特徴としては、レッドコードを使用した全ての運動は体の負担の割には通常の運動より負担や苦しさを感じることが少なく、効率的に楽しく効果を上げていくことができます。

楽しくかつ負担なく効果的な運動ができます!

・レッドコードの効果は?

レッドコードで得られる主な効果を少し紹介します!

◎リラクゼーション効果
頚部痛・肩部痛・背部痛・腰部痛などの疼痛緩和

◎関節可動域の拡大
首・肩関節・腰・股関節・膝関節・足関節などの周囲筋を重力免荷状態で多方向に動かすため、各関節の可動域を広げることができます。

特に胸郭(胸部の骨格)、肩甲帯(背骨・肩甲骨)を無理なく、柔らかくほぐすことで楽に呼吸ができるようになります。
 
またゆっくり心地よいスピードで動かすことで、呼吸を整え、自律神経の調節に役立ちます。 

そしてなにより、マシントレーニングなどの負荷が大きい運動とは違い、「きつい」「苦しい」ものではなく、筋肉が伸びている感じ、関節の可動域が広がった感じを実感でき、とても気持ちよく行っていただけるので、上記でも述べたようにリラックスの効果も期待されています。   

その結果、ADL動作の改善や、転倒による外傷等を防止することができ、QOL(生活の質)の向上につながります。

◎筋力の強化

動きが不安定なロープを用いた筋力トレーニングにより、実生活にも役に立つ筋力増強効果や、筋肉の協調性の向上を図ることができます。

・当施設での強み

当施設では3〜4人で行う集団運動に加え、個別でのレッドコードエクササイズも行っています。

理学療法士・作業療法士が利用者様を評価させていただき、困難となっている動作の問題点に対してピンポイントでアプローチを行っています。

理学療法士による個別でのレッドコードエクササイズの様子

集団運動ではなかなか利用者様各々の問題点に対してアプローチすることは難しい場合も多くあり、個別での介入が必要と判断した場合は、しっかりと個別でリハビリテーションを行う時間を確保しマンツーマンでの介入を行っています。

10名のセラピストが所属するたでいけ至福の園では、しっかりと利用者様の困っている動作の原因を評価し、その原因に対してレッドコードなどの機器も使いながら、適切にアプローチをすることができる。

これはたでいけ至福の園の大きな強みだと感じています。

今回は当施設で行っているレッドコードについて紹介させていただきました!!

体験等も随時受付ておりますのでぜひお気軽にお問い合わせいただけると幸いです!



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